株主総会の記録は議事録に残されています。議事録の形式は厳格に会社法で定められており、その後の登記手続きなどの証拠書面としても利用されます。本店での備え置きが法定されています。
さて近年は、株主総会の模様を映像として残す会社が増えています。会社が株主総会の映像制作するメリットはどこにあるのでしょうか。
一つは、You Tubeなどの映像プラットフォームの発達で、映像配信が安価に可能になり、株主総会の模様を積極的に株主や消費者に公開することによって、信頼度を向上させるという目的です。
こういった事は紙の議事録には不可能で、アピール力も映像のほうが圧倒的にあります。株主の企業理解や好感度のアップ、共感を得るメリットもあります。
もう一つは、記録映像としての映像制作です。社史の編纂はもちろん、創業からの企業姿勢やサービスを映像で紹介する事によって、企業の価値向上へつなげる事ができます。